2014/12/05

おとなのジン・パーティー

目黒区鷹番(最寄りは学芸大学駅)にある素敵な本屋さんSUNNY BOY BOOKSで、「おとなとZine おとなのZine」という展示をやらせていただいています。




といっても、もう今週の日曜日まで。今さらですみません…


この最終日の12月7日に「おとなのジン・パーティー」と題してみんなで1冊のジンを作ろう!という集まりを行います。あなたも参加してみませんか? 

その場で書いても、お家で作ったページを持って来ていただいても構いません。

テーマは「おとながジンをつくること」でも「おとなになること」でも「ジンを作ること」でもなんでもです。詳しくはこちらSUNNY BOY BOOKSさんのページをご覧ください。

パーティー!とうたっていますが、店長の高橋さんがニコニコしている隣でわたしが緊張しているかバタバタしているような感じになると思います。ご自分のジンを作っている方はぜひ持って来てください。わたしは猛烈にジンの話がしたいのです。そして店頭に展示させていただいているジンについても、説明が足りないところ(多々あります、ごめんなさい!)などよろしければ解説いたします。

待ってまーす。

それにしてもジンについてのことを書くとジンという言葉を必要以上にたくさん使ってしまう気がする、なぜなのか。




2014/12/04

去年の夏 突然に




A Midsummer Mess / DIRTY / 2014 / A5 / 16頁


外は冷たい冬の雨だけど、真夏の日々のパーソナル・ジンを紹介します。
去年の夏に思いつくままに作って、今年の夏に改めて出したもの。

(それにしてもこのブログに書くのは本当に久しぶりだ。皆さん元気ですか?)

赤ちゃんの息子がいて、外に出るとすぐ熱中症になって(自分がだよ)、家に閉じこもってばかりだった。必然わたしは「家の中」という場所や、そこにいる女性たちの時間の流れについてなんかをよく考えるようになった。本や映画のなかの「彼女たち」と自分を重ね合わせて、または自分のなかで勝手にネットワークを作って、心の支えにしてたのよ。わたしの仲間、あるいはわたし自身。それを「あなた」(ジンを読んでくれるあなたね)に向けて書くということが、とにかく自分にとって切実だった。

そういうことをとても断片的に記録してあるのです。もはやメモのようです。


出てくるもの:
真実を斜めから語るエミリ・ディキンソン/アンナ・ポレッティのパーソナル・ジン論/ヘレン・ケラーの頭の中/『遠い雲』の冬子/マーチ家の次女ジョー・マーチ/『黒馬物語』/ジーン・リースの『カルテット』/祖母の10代の頃のアルバム/ケイト・ザンブレノ!(ああもうなくてはいられない)/『女相続人』のキャサリン/そうねもちろんマッカラーズ/それに必ず少しはクリス・クラウス/Play It AS It Laysのマライア/『ベル・ジャー』の夏/『結婚式のメンバー』の夏/あとなんか関係ないけど、毎日同じものを食べ続けるヘンリー・ロリンズ。
※ただ名前が出てくるだけ、引用だけ、というのがたくさん含まれてますのであまり期待しないでね。


出てこないけど影響されたもの:
『ジャンヌ・ディールマン コメルス海岸通り23 1080ブリュッセル』(人生のなかでこれをみるのはまさに今だなと思ってDVDを買った、本当にそうだったみたい)
『ナタリー・グランジェ』とそれへのデュラスのコメント、女性たちが「ただ端的に」生きる「異例の時間性」、この映画の家の中の野性「何ひとつ耳を貸さず、不服従、社会の拒否のイメージそのものであるこの野生の少女から母親へと送り返されるこの種の野性」というもの。

だけどこのジンを書いたときと今ではもう状況も違うし気持ちも変わっているのだ、実はね。ひどいことにちょっと忘れかけてるくらいなのよ!  だからこそ、書いておいてよかったの。それに、もっとうんと前に比べたら実際にいろいろな「その場」にいることが難しくなった今だって、わたしにはやっぱりジンがあるから大丈夫なのだとわかった。

福岡のSHE SAYS distroさん と 12月7日まで「おとなとZine おとなのZine」という展示をさせていただいている学芸大学のSUNNY BOY BOOKSさん で取り扱っていただいています。
150部限定です。
定価は150円だけどご連絡いただければもちろんトレードいたします。

じゃあ、またね!




2012/09/20

ママ、ヒッピー、パンクシンガー


Corin Tucker Band 'Neskowin' (dir. Alicia J. Rose)

↑コリン・タッカー・バンドのニューアルバムの中の曲、「ネスコウィン」のビデオでコリンがエックスレイ・スペックスのポリに! あとやさしいお母さんと(一瞬)ヒッピー的な人にもなってる。

ネスコウィンは、オレゴン・コーストにある小さな町の名で、コリンが13歳のとき友だちの家族と一緒にそこに旅行に行ったときのことが歌詞やビデオのヒントになっているらしい。現実にあったこと、というよりは夢見ていたアドベンチャー、これからきっと起こると思ってたこと、だそうです。

一昨年、コリン・タッカーのインタビューに同席(というか便乗)させてもらって、フェミニストとしての生き方について話してるときにコリンが言っていた「それぞれが人生の中で下した決断を、お互いに尊重する」というのが、少なからず私の指針になっている。認め合って助け合って、そして変化を恐れることなかれでございます。選択や決断ができるのはいかに恵まれてるかを噛みしめつつ。